「ピルとバストアップサプリを併用しても良いでしょうか?」といった質問を承ることがございます。
結論から言いますと、基本的にはダメなのですが、飲み合わせOKなものも少数存在します。
危険な飲み合わせに注意しましょう。
ピルとバストアップサプリは基本的に飲み合わせNGです

バストアップサプリ×ピルの併用は危険
バストアップサプリには、女性ホルモン様作用をする成分が含まれているケースがほとんどです。
そもそもピルは女性ホルモンを補って排卵を止め、妊娠している時と似た状態を作り出すもの。
バストアップサプリを併用すると、さらに女性ホルモンを補填することになるので、ホルモン過剰になり体のバランスを崩してしまいます。
嘔吐や嘔気、倦怠感やイライラといったピルの副作用が強くでたり
子宮内膜症、癌リスクのアップ、妊娠しにくい体にしてしまったりといった
最悪の事態も想定されますので、飲み合わせには十分に注意しましょう。
バストアップサプリに含まれる女性ホルモン様作用・併用危険な成分
・セントジョーンズワート
ピルの避妊効果を弱めます。
・プラセンタ
医療機関でプラセンタを処方されている方、高濃度プラセンタを飲まれている方は注意しましょう。
プラセンタには女性ホルモンを活性化し調整する作用があります。
・チェストベリー・チェストツリー
女性ホルモン分泌を促します。
・イソフラボン
イソフラボンも女性ホルモンと類似の作用を発揮します。
過剰摂取をした場合、ピルの作用に影響する可能性があります。
・ビタミンC
ビタミンCを大量に摂取すると、ピルの作用を強めて低エストロゲンピルを高エストロゲンピルと同じように作用させてしまうことが分かっています。
・プエラリア
女性ホルモン様作用がとても強く、ヨーロッパなどでは販売を禁止している国もあります。
原産国のタイですら1日摂取量を100ミリグラム未満と規定しているほどです。
以上の成分はピルとの併用に向かないため、美容サプリ・健康食品サプリに含まれている場合も含めて注意が必要です。
摂取しているサプリメントがあれば、医師と相談の上でピルを処方してもらいましょう。
そもそもピルそのものにバストアップ効果が?!

ピルの主成分は女性ホルモン様成分です。
そのため、摂取することで胸が張る、バストが大きくなったように感じるといった声も多いです。
ただし、バストアップのための服用はできません。
不必要なのに摂取をしたり、自己判断で使用量を増やしたりすると、婦人科の症状を引き起こすので、必ず医師の指示に基づいて使用したいですね。
JEWEL RINGより一言
バストアップサプリの多くには、女性ホルモン様成分が配合されているため、ピルと併用して使えません。
どうしてもバストアップサプリを使うのであれば、危険成分が入っていないのか確認の上、医師の承諾を得てから使用しましょう。
「バストアップのはずが、体に大変な副作用が出てしまった」なんてことのないよう、注意したいですね。