妊娠・出産と人生の1大イベントを迎え、赤ちゃんを育てる体になるべく、女性の体は一気に変化していきます。
その変化が大きく表れる体のパーツの1つが、そう胸です!
産後、胸のハリ・痛み・大きさ・見た目などあまりに急激に自分のバストが変わっていく様子に、戸惑われご相談くださるお客様。
産後、断乳から小さく質も変わったバストを立て直したいと言うお客様もやはり少なくありません。
今回の記事では、産後の胸に関わる見た目の変化や、痛み・張りといったお悩み、そして変わってしまった胸をどう立て直していくのか予防と対策についてご紹介させて頂きます。
目次
出産・授乳後の胸の変化について
ここでは産後の胸の一般的な変化とその理由、対策方法についてご紹介して参ります。
胸の大きさの変化
出産後、胸の大きさの変化には個人さもあります。
ケース1:
妊娠期間中に少し大きく→出産直後に大きさは1カップアップ→出産後に授乳期に入ってから妊娠前より2カップ以上アップ。
ケース2:
妊娠期間中から2カップ大きくなり、出産後〜授乳期にかけてさらにメロンのような膨らみ&張りを実感され見た目としてピークに。
このように出産後の胸の大きさの変化を一概には言えませんが、ご来店されるお客様のお話を聞いていても、出産直前・直後から2カップアップを経験される女性が多いです。
胸の見た目の変化
出産後の胸の見た目変化はサイズだけではなく、乳首の色や形も変化する方が多いです。
女性ホルモンの関係で乳輪の色がどんどん黒くなったり、バストが急激に成長することで乳首や乳輪も大きく伸びていったりします。
「産後ずっとこのままなの?!」と不安かと思います。
個人差もありますが、乳輪の大きさや色は戻るといった声も少なくないですよ!
追って対策を紹介して参りますので、ぜひ参考にしてください。
胸の張り・痛みなどの変化
出産後 胸に起こる張りや痛み。
生理前の胸の張りや痛みとはまた違う感覚に戸惑われることもあると思いますが、なぜ出産後に胸が張り痛くなったり、熱を持った様になったりするのでしょうか?
出産後の胸の張り・痛みはなぜ起こる?解決方法は?
出産後2日~1か月の間に胸の張りのピークを迎えるママが多いです。
始めは赤ちゃんが飲む量も少なかったり、乳管が十分に開いてなかったりといった事が関係しています。
ピークを過ぎてからも母乳製造と量の調整に体が慣れるまでの期間、産後1ヶ月以上胸の張りに悩まされる方も。
出産後の胸の張りや、張りに伴う痛みが辛い時には、次のような対策方法が効果的です。
1:赤ちゃんに頻繁に吸ってもらう
2:濡れタオルで優しく冷やす
3:搾乳機を使って胸の張りを和らげる
出産後に胸のしこりが!
出産後の胸のしこりは乳管に母乳が溜まることによって生じます。
一部の乳管に母乳が溜まるとその部分だけが硬くなり、「しこりができた」と感じる人が多いようです。
母乳が溜まることでしこりになるため、赤ちゃんの抱き方を変えて乳管全体からまんべんなく授乳したり、しこりのある部分を抑え乳頭の方へ軽く流すようにマッサージしながら授乳をされたりすると良いと言われています。
「出産後脇の下にしこりを感じる」と言う方も少なくありませんが、これは人間の進化の過程で退化したかつての乳房の跡=副乳の乳腺が活性したためです。
副乳のしこりに関しては、痛みがなければ様子をみて大丈夫です。授乳が終了するにつれ、徐々にしこりも小さくなるケースがほとんどです。
ただし出産後の胸のしこりが以下に該当する場合は、医療機関を受診しましょう。
・授乳しても全然しこりが取れず痛み、熱感、赤みがある
・おっぱい全体の張りが強く、痛みと赤みや熱感もある
・しこりや張りが授乳しても改善しない
・強いしこりや張りに伴い、発熱や寒気がある
出産後 胸が張らない…フニャフニャに…胸が下垂・小さくなる理由
出産後に胸なくなる・小さくなると良く言われますが、その理由をご存知でしょうか?
「出産直後はあんなにふくよかだったのに…」と肩を落とされるお客様も多いのです。
それは、なぜなのか…。
出産後の張りがピークになった時点では、バストが大きくさらにミルクの影響で重くなります。
ところがバストの変化は永久的なものではありません。
赤ちゃんがミルクを必要としなくなるにつれ、女性ホルモンの分泌が下がり、内側からバンと張り出して膨らんだ乳腺も、ミルクの量も少なくなります。
つまり、外の皮やクーパー靭帯はピーク時の影響で伸びたままなのに、中が急激にスカスカに…。
よく急激なダイエットをされた方の体で皮が余っている状態を目にしますよね。
それと同じことが出産後の胸でも起こっているのです。
「じゃあ、産後に胸が小さくなるのは諦めないといけないの?」
いいえ!そんな事はありません。
出来る対策もしっかりとございます!
産後・授乳後 胸の形&大きさ&質感をキープするためにできる事
ここでは産前~産後を通して実践して頂ける、産後・卒乳後の垂れ・しぼみの予防策5つをご紹介します。
1:ナイトブラを着用して脂肪が流れるのを防ぐ
出産後〜授乳期間中にホールド力の弱いカップ付きキャミソール・ノンワイヤーブラを使用していませんか?
ホールド力の弱いブラをつけ続けると、大きく重くなったバストを支えきれずにクーパー靭帯が伸び垂胸の原因になります。
そこでご提案したいのが、ナイトブラの着用です!
最近のナイトブラは、ノンワイヤーなので締め付け感じがほとんどなくそれでいてホールド力もある製品が主流です。
マタニティブラという選択もありますが、マタニティブラの多くはホールド力が弱く、バストの下垂やラインの崩れを予防するような機能は付いていません。
ナイトブラであれば、下垂やラインの乱れを予防する機能もついていますし、日中使いがokなものも多く妊婦さん~出産後のママさんにこそ使って頂きたいアイテムなのです。
たとえば、市販品で人気の「ふんわりルームブラ」はフロントに3段ホックが付いています。
妊娠後期〜出産後にかけての胸は乳房の下半分から脇にかけてふくらんでいき、乳頭の間隔が広がってまわりのサイズに出てくると言う特徴があるので、バスト下のボリューム変化に対応できるのは心強いです。
もしナイトブラで迷われていましたら、ご相談下さいませ。
あなたのバストに合わせたナイトブラの特徴など、ご提案させて頂きます!
※ナイトブラの中にはサイズが小さめに作られていて、着圧が強めのものもあります。
着圧の強いナイトブラは妊娠後期〜出産後の使用を避けてください。
2:念入りな保湿&マッサージケアでバストのハリをアップ
お顔の張りケアに保湿をしていらっしゃる方、ほとんどかと思います。
顔のお肌と同様にバストも乾燥すると弾力を失いたるんでしまうのです…!
バストの保湿ケアも手を抜かずに行いたいですね。
さらに、保湿ケアだけでなく以下のようにマッサージと組み合わせてリンパの流れをよくしていきましょう。
お肌の潤いや張りに関わる成分は、お肌の細胞がきちんと機能することで発揮されます。
リンパの流れが良くなることで、バスト周辺のお肌の保湿力やハリ感を高めることができますよ!
また出産後の乳輪の色や大きさも、保湿ケアで改善が目指せます。
3:バストマッサージ
1:鎖骨の真ん中からみぞおちに向けて、両手の4本の指でさすり下ろす
2:両手のひらでバスト全体を下から上に持ち上げるようにさする(反対側も同様に)
3:左手を右バストの上部内側に置き、脇の下に。右手はバストの下部外側に置き、内側方向に同時にさする。(反対側も同様に)
脇の下に手を当てる際に優しく力を込めて、脇の下をほぐしてあげましょう。
4:バストアップに有効な栄養素を摂取
バストアップに有効と言われている栄養素を積極的に摂取してみましょう
・鶏肉(タンパク質)
胸を支える筋肉を増強し上向きバストにする
・キャベツ(ボロン)
乳腺を刺激して脂肪を増やす働きがある
・豆乳(大豆イソフラボン)
女性ホルモン様作用があり、丸みのあるバストを作る手助けをする
・山芋(ジオス二ゲン)
乳腺へ働きかけてバストを大きくする効果が期待できる
ですが出産後は赤ちゃんのお世話にも追われて、「なかなか自分の食事がままならない」「献立なんて気にしていられない」と言ったこともあるかと思います。
そんな時には、バストアップサプリを活用してみるのも手です。
ですが、バストアップサプリの中には副作用報告のあるプエアリアや授乳期間中に禁忌とされるハーブ類を含んだものもありますので、ご注意ください。
宣伝となってしまい恐縮ですが、バストアップサロンJEWEL RINGジュエルリングでは「あらゆるステージの女性が安心して理想のバストを手に入れるお手伝いができれば」とバストアップ専用のプロテインを開発・販売しております。
もちろん、危険な成分は一切含まず、出産後のバストアップサプリとしても活用して頂けます。
店頭や公式ホームページにて販売しておりますので、お気軽にお問合せ下さいませ!
プロテイン記事はこちら
5:下垂対策!筋トレでバストを支える筋肉を強化
バスト周りには様々な筋肉がありますが、中でもバストを支え中央にキュっと引き締める大胸筋、バストを引き上げる小胸筋・胸鎖乳突筋を鍛えて行きましょう!
垂れやしぼみの改善と予防が期待できます。
・大胸筋の鍛え方
合掌のポーズや、ダンベル(ペットボトル)を両手に持って上げ下げといった筋トレで鍛えられます。
・小胸筋の鍛え方
ダンベル(ペットボトル)をまずは右手に持ち、左の骨盤あたりから、体の頭上右斜め上に目いっぱい振りかざすように持ち上げてみてください。左右それぞれ上げ下げを20秒ほど続けます。
・胸鎖乳突筋の鍛え方
胸鎖乳突筋は首筋にある筋肉で、二十顎予防にも最適です。首を鍛える動作になります。
あごを引いた姿勢で首を90度回し、首筋を強化しましょう。左右それぞれ20秒ずつキープしてください。
JEWEL RINGより一言
「産後・授乳後のバストの変化が怖いです」
「産後・授乳後の胸の形が気になります。産後の胸を元に戻すにはどうしたらいいでしょうか?」
そんな疑問にお応えすることを目的に、今回お話を進めて参りましたが、疑問点・不安な点の解消にお役立て頂けたでしょうか?
産後のバストの下垂やしぼみ対策など、出産後も理想のバストをキープするためには取り入れやすい方法でケアを続けることが大切です。
育乳専門サロンのJEWEL RINGには産後から間もなくご来店くださるお客様も少なくありません。
産後の育乳ケアはいつはじめても問題はなく、むしろキチンと今起きている体の変化やこれから起きる変化に合わせたケア方法を身に付けて頂く事でより効果的な対策ができます。
出産後の胸でお困りのことがございましたら、いつでもJEWEL RINGをお役立て頂けますと幸いです。
「妊娠前よりも自分のバストに自信が持てるようになった」「こんなに変われるなんて凄い!」と、心から実感して頂けるよう、全力でサポートさせて頂きます!