基礎体温は、卵胞の変化やエストロゲン(卵胞ホルモン)、プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌 と合わせて変わっていきます。このホルモンリズムの変化が、基礎体温を測ると見えるのです。
ホルモンバランスが崩れる原因
ストレスや無理なダイエットがホルモンバランスを狂わせる
ホルモン中枢をつかさどる脳の視床下部は心の影響を受けやすく、ストレスを受けると ホルモンの分泌量に影響を与えたり、生理の周期が乱れたりします。
女性ホルモンは、カラダの栄養状態にも影響されるため、無理なダイエットなどでいっきに体重が減ると、生理トラブルが起こる可能性があります。 ストレスや過度の疲労で脳からのホルモン指令が乱れると、卵巣の動きが低下し女性ホルモンの分泌が悪くなります。 それによって生理不順となり、血行、筋肉、関節、自律神経系、免疫系に支障が生じます。
それが、冷え、痛み、イライラ、疲れやすい、肌荒れ、風邪をひきやすいなどの要因になるのです。
女性ホルモンってどこから出るの?
脳から指令が出て卵巣から分泌されます。
脳にある視床下部と下垂体が女性ホルモンをコントロールする司令塔です。
脳から指令が下ると性腺刺激ホルモンが分泌されます。
すると、卵巣が働き、女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)が分泌されます。
脳からの指令によって分泌されるので、排卵や生理はストレスなどの影響も受けやすいのです。